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結論:未経験からインフラエンジニアへの転職は十分可能です。ただし「何も準備せずに応募」では書類すら通りません。筆者自身、文系営業職から28歳でインフラエンジニアに転職しました。この記事では、実体験をもとに未経験転職を成功させるための具体的なステップを解説します。
Contents
未経験からインフラエンジニアに転職できる理由
2026年現在、IT業界の人材不足は深刻です。経済産業省の調査によれば、2030年にはIT人材が最大79万人不足すると予測されています。特にインフラ領域は「地味だけど必須」な分野であり、慢性的な人手不足が続いています。
未経験歓迎の求人が多い理由は以下の通りです。
- 運用・監視からスタートできる:最初は手順書に沿った作業がメインで、プログラミングスキルは不要
- 研修制度が整っている企業が多い:SES企業を中心に、入社後1〜3ヶ月の研修を用意している会社が多い
- 資格が明確な評価指標になる:CCNAやLPIC/LinuCを持っていれば、未経験でも「学習意欲がある」と評価される
ただし「完全未経験OK」の求人でも、最低限の基礎知識は必要です。面接で「サーバーとは何ですか?」に答えられない状態では厳しいのが現実です。
転職前に準備すべき3つのこと
1. 資格を取得する(最低1つ)
未経験転職で最も効果的なのは資格取得です。おすすめの優先順位は以下の通り。
| 資格 | 難易度 | 学習期間 | 転職への効果 |
|---|---|---|---|
| CCNA | ★★★☆☆ | 2〜4ヶ月 | ◎(ネットワーク系求人に強い) |
| LPIC Level1 / LinuC Level1 | ★★☆☆☆ | 1〜2ヶ月 | ○(Linux基礎の証明) |
| AWS CLF(クラウドプラクティショナー) | ★★☆☆☆ | 1〜2ヶ月 | ○(クラウド基礎の証明) |
| 基本情報技術者試験 | ★★★☆☆ | 3〜6ヶ月 | △(IT全般の基礎) |
最もコスパが良いのはCCNAです。ネットワークの基礎が体系的に学べますし、転職市場での評価も高い。「CCNA持ってます」と言えるだけで書類通過率が大幅に上がります。
2. 基礎知識をインプットする
資格の勉強と並行して、以下の基礎知識を身につけておきましょう。
- サーバーの基礎:物理サーバー、仮想サーバー、クラウドの違い
- ネットワークの基礎:TCP/IP、DNS、HTTP、ファイアウォール
- Linuxの基本操作:コマンドライン操作、ファイル管理、パーミッション
- クラウドの概要:AWS、Azure、GCPの基本サービス
おすすめの学習方法はUdemyの動画講座です。セール時に1,500円程度で購入でき、実践的な内容が多い。書籍だけでは理解しにくいネットワークの仕組みも、動画なら視覚的にわかります。
3. 無料スクールを活用する
独学に不安がある人は、無料のインフラエンジニアスクールを活用しましょう。CCNA取得+転職サポートがセットになっているスクールが多く、費用をかけずにキャリアチェンジできます。
関連記事:インフラエンジニア無料スクールおすすめ5選【2026年版】
未経験転職の具体的なステップ
以下の流れで進めるのが最も効率的です。
Step 1:学習開始(1〜3ヶ月目)
CCNA or LPIC Level1の学習を開始。並行してLinuxの基本操作を覚える。自宅PCにVirtualBoxでLinux環境を構築し、実際にコマンドを打つ練習をする。
Step 2:資格取得+転職活動開始(3〜4ヶ月目)
資格を取得したら、すぐに転職活動を開始。転職エージェントに登録し、未経験OKのインフラエンジニア求人を紹介してもらう。
Step 3:応募〜面接(4〜5ヶ月目)
書類作成→応募→面接。未経験転職の場合、20〜30社に応募して内定1〜3社が目安。数を打つことが重要。
Step 4:入社〜研修(5〜6ヶ月目)
入社後は研修を受けながら実務に慣れる。最初の半年は「わからないことが当たり前」と割り切って、とにかく吸収する姿勢が大切。
トータル期間は約6ヶ月。「半年で人生を変える」と思えば、決して長くはありません。
転職エージェントの選び方
未経験からのインフラエンジニア転職では、IT特化型の転職エージェントを使うのが鉄則です。一般的な転職サイト(リクナビNEXTなど)では、未経験OKのインフラ求人は見つかりにくい。
| エージェント | 特徴 | 未経験OK |
|---|---|---|
| ワークポート | IT転職に強い。求人数が多い | ◎ |
| マイナビIT AGENT | 大手の安心感。丁寧なサポート | ○ |
| レバテックキャリア | エンジニア特化。経験者向けが中心 | △ |
| ウズキャリIT | 20代未経験特化。手厚いサポート | ◎ |
エージェントは2〜3社に同時登録するのがおすすめ。担当者との相性もあるので、1社に絞らない方が選択肢が広がります。
よくある質問
Q. 30代でも未経験転職できる?
A. 可能ですが、20代と比べるとハードルは上がります。30代の場合、資格取得に加えて「前職の経験がインフラ業務にどう活かせるか」を明確に説明できるかがポイント。営業経験なら「顧客折衝」、事務経験なら「正確な手順遂行」など、転用できるスキルは意外とあります。
Q. 文系でも大丈夫?
A. 全く問題ありません。インフラエンジニアの仕事は高度な数学やプログラミングが必要なわけではなく、論理的思考力と手順の正確さが求められます。文系出身のインフラエンジニアは珍しくありません。
Q. プログラミングは必要?
A. 最初は不要です。ただし、キャリアアップを考えると、シェルスクリプトやPython(自動化用)は後々必要になります。入社後に少しずつ学べばOK。
まとめ
未経験からインフラエンジニアへの転職は、正しい準備をすれば十分に実現可能です。
- 資格を1つ取得する(CCNA推奨)
- 無料スクールを活用する
- IT特化型の転職エージェントを使う
- 半年の計画で着実に進める
「いつかやろう」ではなく、今日から学習を始めましょう。半年後には、全く違うキャリアが待っています。
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