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CCNA(200-301)の概要
CCNA(Cisco Certified Network Associate)は、ネットワークエンジニアの入門資格として最も知名度が高い資格です。2026年現在も試験番号は200-301で、2020年の改定版が継続しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験番号 | 200-301 CCNA |
| 受験料 | 42,900円(税込) |
| 試験時間 | 120分 |
| 問題数 | 約100問 |
| 合格ライン | 非公開(おおむね800〜850/1000点と言われている) |
| 出題形式 | 選択式、ドラッグ&ドロップ、シミュレーション |
| 有効期限 | 3年 |
筆者がCCNAを取得した経験から言うと、ネットワーク未経験者でも3ヶ月の独学で合格は十分可能です。ただし、参考書の選び方で学習効率が大きく変わります。
おすすめ参考書5選(比較表)
| 順位 | 書籍名 | 著者 | 特徴 | おすすめ度 | 対象レベル |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集 | 林口裕志 他 | 網羅性が高く、1冊で完結 | ★★★★★ | 初心者〜中級者 |
| 2位 | 1週間でCCNAの基礎が学べる本 | 谷本篤民 | 入門書として最適 | ★★★★☆ | 完全初心者 |
| 3位 | 徹底攻略 Cisco CCNA問題集 | ソキウス・ジャパン | 問題演習に特化 | ★★★★☆ | 中級者 |
| 4位 | Cisco CCNA Certification Guide | Todd Lammle | 英語だが解説が丁寧 | ★★★★☆ | 英語に抵抗がない人 |
| 5位 | 図解入門 よくわかる最新ネットワーク技術の基本と仕組み | 小泉修 | ネットワーク全般の理解に | ★★★☆☆ | 完全初心者 |
1位:シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集
CCNA対策の定番書。これ1冊でCCNAの出題範囲をほぼ網羅できます。テキスト部分と問題集部分が一体になっており、インプットとアウトプットを交互に行えるのが強み。筆者もこの本をメインに使って合格しました。
2位:1週間でCCNAの基礎が学べる本
ネットワークの知識がゼロの人は、まずこの本から入ることをおすすめします。「1週間で」とありますが、実際には2〜3日で読める分量です。この本で全体像を掴んでから、1位の本に進むと効率的です。
3位:徹底攻略 Cisco CCNA問題集
通称「黒本」。問題数が豊富で、試験直前の仕上げに最適です。テキストの理解が終わった段階で、ひたすらこの問題集を解くというのが王道の勉強法。解説も丁寧で、間違えた問題の復習がしやすい構成です。
4位:Cisco CCNA Certification Guide(Todd Lammle)
英語の参考書ですが、世界的に最も売れているCCNA対策本です。図解が豊富で、英語が読める方には強くおすすめします。CCNA試験自体は日本語で受けられますが、実務では英語のドキュメントを読む機会が多いため、英語に慣れておく価値があります。
5位:図解入門 よくわかる最新ネットワーク技術の基本と仕組み
CCNA対策書ではありませんが、ネットワーク技術全般をわかりやすく図解した本です。「そもそもネットワークって何?」というレベルの方が前提知識をつけるのに最適。CCNA学習の前に読んでおくと理解がスムーズになります。
参考書の選び方
レベル別の選び方
- IT未経験者:5位→2位→1位→3位の順に進む
- IT経験あり(ネットワーク未経験):1位→3位で十分
- ある程度ネットワーク知識あり:3位で問題演習中心に
避けるべき参考書の特徴
- 発行年が古い(2019年以前のものは旧試験対応なのでNG)
- 出題範囲をカバーしていない(特に自動化とプログラマビリティの章がないものは注意)
- 問題集がついていない、または問題数が少ない
独学の勉強順序
参考書を買っただけで満足しないために、具体的な勉強順序を示します。
- 1〜2週目:入門書(2位 or 5位)で全体像を掴む
- 3〜6週目:メインテキスト(1位)を1章ずつ読み、章末問題を解く
- 7〜8週目:メインテキストの2周目(苦手分野を重点的に)
- 9〜10週目:問題集(3位)をひたすら解く
- 11〜12週目:Ping-tやPacket Tracerで実践演習+模擬試験
この順序で進めれば、3ヶ月でCCNA合格は現実的です。
参考書以外の学習リソース
Ping-t(無料〜有料)
CCNA対策の定番Webサービス。問題演習が充実しており、分野別の正答率を管理できます。無料プランでも十分な問題数がありますが、有料プラン(約2,000円/月)にするとすべての問題にアクセスできます。筆者は有料プランを2ヶ月使い、コスパは非常に良いと感じました。
Udemy
動画で学びたい方はUdemyのCCNA講座がおすすめです。セール時に1,200〜2,000円程度で購入でき、繰り返し視聴できます。通勤時間に動画を流し聞きするのも効果的です。
Cisco Packet Tracer(無料)
Cisco公式のネットワークシミュレーター。無料で使え、ルーターやスイッチの設定を仮想環境で実践できます。参考書で学んだ内容をPacket Tracerで実際に設定してみることで、理解が格段に深まります。
YouTube
無料で学べる動画リソースとして、YouTubeのCCNA解説動画も活用できます。特に「サブネット計算」「OSPF」など個別のトピックで詰まった時に、ピンポイントで動画を探すと効果的です。
よくある質問
Q. 参考書1冊だけで合格できますか?
1位の「CCNA完全合格テキスト&問題集」1冊+Ping-tで合格している人は多いです。ただし、完全初心者の方は入門書を1冊追加することをおすすめします。
Q. 中古の参考書でも大丈夫ですか?
2020年以降に発行された200-301対応のものであれば問題ありません。ただし、それ以前の旧試験(200-125等)対応の参考書は使えないので注意してください。
Q. 英語の参考書は必要ですか?
必須ではありません。日本語の参考書だけで合格可能です。ただし、将来的にCiscoのドキュメントやRFCを読む機会が増えるため、余裕があれば英語にも慣れておくと良いでしょう。
Q. 電子書籍と紙の本、どちらがいいですか?
好みによりますが、ネットワーク図を見ながら手を動かすことが多いため、紙の本の方が学習しやすいと感じる人が多いです。通勤中に読むなら電子書籍も便利です。
まとめ
CCNA独学合格のための参考書選びのポイントをまとめます。
- メインテキストは「CCNA完全合格テキスト&問題集」が鉄板
- 完全初心者は入門書を1冊追加して段階的に進める
- 問題演習はPing-t+問題集で量をこなす
- 実践はPacket Tracerで手を動かす
正しい参考書を選び、正しい順序で学習すれば、3ヶ月でのCCNA合格は十分に現実的です。
