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結論:クラウドエンジニアに必要なスキルは「クラウド基盤」「IaC」「コンテナ」「セキュリティ」「自動化」の5つの柱で構成されます。すべてを同時に学ぶ必要はなく、段階的に積み上げていくのが現実的。この記事では優先順位とロードマップを明確にします。
Contents
クラウドエンジニアとは
クラウドエンジニアは、AWS/Azure/GCPなどのクラウド上でインフラを設計・構築・運用するエンジニアです。従来のインフラエンジニアがオンプレミス中心だったのに対し、クラウドエンジニアはクラウドネイティブな技術を専門とします。
2026年現在、インフラ求人の63%がクラウドスキルを要求。「インフラエンジニア ≒ クラウドエンジニア」と言える状況になりつつあります。
必要スキル一覧
1. クラウド基盤スキル(最優先)
| スキル | AWS | Azure | GCP |
|---|---|---|---|
| コンピューティング | EC2, Lambda, ECS | Virtual Machines, Functions | Compute Engine, Cloud Functions |
| ストレージ | S3, EBS, EFS | Blob Storage, Disk | Cloud Storage, Persistent Disk |
| データベース | RDS, DynamoDB, Aurora | SQL Database, Cosmos DB | Cloud SQL, BigQuery |
| ネットワーク | VPC, ALB, Route 53 | Virtual Network, Load Balancer | VPC, Cloud Load Balancing |
| IAM | IAM, Organizations | Azure AD, RBAC | Cloud IAM |
最初に学ぶべきはAWS。市場シェア約32%で最も求人が多い。まずはAWS SAA(ソリューションアーキテクト アソシエイト)の取得を目指しましょう。
2. IaC(Infrastructure as Code)
- Terraform:マルチクラウド対応のIaCツール。業界標準
- CloudFormation:AWS専用のIaCツール
- Ansible:サーバー構成管理の自動化
3. コンテナ技術
- Docker:コンテナの基礎
- Kubernetes:コンテナオーケストレーション
- ECS/EKS/GKE:マネージドコンテナサービス
4. セキュリティ
- IAM設計:最小権限の原則に基づいたアクセス制御
- ネットワークセキュリティ:セキュリティグループ、NACL、WAF
- 暗号化:KMS、SSL/TLS証明書管理
- 監査:CloudTrail、AWS Config
5. 自動化・CI/CD
- GitHub Actions / GitLab CI:CI/CDパイプライン
- CodePipeline / CodeDeploy:AWS標準のCI/CD
- ArgoCD:GitOpsによるKubernetesデプロイ
学習ロードマップ
| フェーズ | 期間 | 学ぶこと | 目標資格 |
|---|---|---|---|
| Phase 1:基礎 | 1〜3ヶ月 | AWS基礎サービス、Linux、ネットワーク | AWS CLF |
| Phase 2:設計 | 3〜6ヶ月 | AWS設計パターン、VPC設計、IAM | AWS SAA |
| Phase 3:自動化 | 6〜9ヶ月 | Terraform、Ansible、Docker | Terraform Associate |
| Phase 4:応用 | 9〜12ヶ月 | Kubernetes、CI/CD、セキュリティ | CKA or AWS SAP |
AWS vs Azure vs GCP:どれを学ぶべき?
| 項目 | AWS | Azure | GCP |
|---|---|---|---|
| 市場シェア | 約32% | 約23% | 約11% |
| 求人数 | 最も多い | 2番目 | 3番目 |
| 強い業界 | Web系、スタートアップ | エンタープライズ | データ分析、AI/ML |
| 学習リソース | 最も充実 | 充実 | やや少ない |
迷ったらAWS一択。求人数と学習リソースが最も多く、キャリアの選択肢が最も広がります。
まとめ
クラウドエンジニアに必要なスキルは多いですが、一度に全部学ぶ必要はありません。
- まずAWSの基礎(EC2、S3、VPC、IAM)を固める
- 次にTerraformでIaCを学ぶ
- Docker→Kubernetesでコンテナ技術を習得
- 1年かけて段階的に積み上げる
AWSから始めて、1年後にはクラウドエンジニアとしての基盤が完成します。最初の一歩はAWS SAAの取得です。
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