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結論:インフラエンジニアが「きつい」のは事実ですが、全部がきついわけではありません。きつさの正体を分解すると、対処可能なものと、構造的に避けられないものがあります。筆者はインフラエンジニア歴5年。ぶっちゃけ「きつかった時期」と「楽になった時期」の両方を経験しています。
Contents
インフラエンジニアがきつい7つの理由
理由1:夜間・休日の障害対応
これが「インフラきつい」の最大の理由。サーバーやネットワークは24時間365日動いているので、障害は時間を選びません。深夜3時に電話で起こされて対応...という経験は、ほぼすべてのインフラエンジニアが持っています。
対処法:オンコール体制がきちんと整備されている会社を選ぶ。「全員が常時待機」ではなく「当番制で月1〜2回」なら、負担はかなり軽減されます。面接で必ず確認しましょう。
理由2:地味な作業が多い
目に見えるプロダクトを作る開発エンジニアと違い、インフラの仕事は「動いて当たり前」。手順書通りのサーバー設定、パッチ適用、ログ確認など、地道な作業の連続です。
対処法:「自動化」がモチベーションになります。手作業を自動化するスクリプトを書くのは、インフラエンジニアならではの楽しさ。Ansible、Terraform、ShellScriptで自動化の経験を積むと、仕事が面白くなります。
理由3:ミスが許されないプレッシャー
インフラの設定ミスは、サービス全体のダウンに直結します。本番環境での作業は常に緊張感があり、精神的な負担は大きい。
対処法:IaC(Infrastructure as Code)を導入すれば、手作業のミスリスクを大幅に減らせます。Terraformでコード化してGitでレビューする文化がある会社を選ぶと、プレッシャーが軽減されます。
理由4:技術の変化が速い
オンプレからクラウドへの移行、コンテナ技術の普及、IaCの標準化...。数年前の常識がすぐに古くなります。常に学び続ける必要があり、「勉強が終わらない」と感じることも。
対処法:逆に言えば、学び続ける人にとっては「飽きない仕事」。技術トレンドを追うのが苦にならない人には向いています。
理由5:SES企業の待遇問題
未経験からインフラエンジニアになる場合、SES企業からスタートすることが多い。SESでは「年収が低い」「案件ガチャ」「キャリアが見えにくい」という問題があります。
対処法:SESは2〜3年で卒業する前提で入る。スキルと資格を積んだら、自社開発やSIerに転職するのがセオリー。
理由6:成果が見えにくい
「サーバーが安定稼働していること」が成果ですが、それは「何も起きないこと」。障害が起きたときだけ注目され、普段の仕事は評価されにくい。
対処法:稼働率やコスト削減額を数値化して自分からアピールする。「SLA 99.99%を達成」「インフラコストを月50万円削減」のように定量的に示しましょう。
理由7:コミュニケーション負荷
開発チーム、セキュリティチーム、経営層との調整が意外と多い。「黙々と技術だけやっていればいい」というイメージとは違います。
対処法:コミュニケーションスキルはキャリアアップの武器になります。技術+調整力を両立できるエンジニアは市場価値が高い。
インフラエンジニアが「楽」になる瞬間
きつい面ばかり書きましたが、楽しい・やりがいを感じる瞬間もあります。
- 自動化が完成した瞬間:手作業2時間→スクリプト5分になったとき、この上ない達成感
- 障害を短時間で解決した瞬間:経験と知識が活きて、素早く根本原因を特定できたとき
- 設計通りにシステムが動いた瞬間:ゼロから設計したインフラが本番稼働したとき
- クラウド移行が完了した瞬間:大規模なプロジェクトを完遂した達成感
- 年収が上がった瞬間:スキルアップが直接年収に反映されるのはモチベーションになる
向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 論理的思考が得意 | 曖昧さに耐えられない(障害は常に曖昧な状態から始まる) |
| 地道な作業を着実にこなせる | 派手な成果を求める |
| トラブルシューティングが好き | ストレスに弱い |
| 技術の変化を楽しめる | 一度覚えたことだけで仕事をしたい |
| 裏方の仕事にやりがいを感じる | ユーザーから直接感謝されたい |
「きつい」を軽減する具体的なアクション
- 会社選びを慎重に:オンコール体制、残業時間、技術スタックを面接で確認
- クラウドスキルを身につける:オンプレの運用保守だけの仕事は精神的にきつい
- 自動化を推進する:手作業を減らすことで、ミスのプレッシャーと残業を同時に減らせる
- SESなら2〜3年で転職する:SESに長くいると、スキルが偏りキャリアが停滞する
- コミュニティに参加する:同じ悩みを持つ仲間がいると気持ちが楽になる
まとめ
インフラエンジニアが「きつい」のは事実ですが、きつさの大部分は「環境選び」と「スキルアップ」で軽減できます。
- 夜間対応がきつい → オンコール体制が整った会社を選ぶ
- 地味できつい → 自動化で面白くする
- プレッシャーがきつい → IaCでミスリスクを減らす
- 年収が低くてきつい → クラウドスキル+転職で上げる
「きつい」から逃げるのではなく、「きつさの原因を特定して対処する」のがエンジニアらしいアプローチです。
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