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ネットワーク基礎|TCP/IPの勉強法と押さえるべきポイント【2026年版】

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結論:TCP/IPはインフラエンジニアの「共通言語」です。ネットワークの仕組みを理解していないと、障害対応もクラウド設計もできません。逆に言えば、TCP/IPをしっかり理解していれば、どんな技術にも応用が効きます。

TCP/IPモデルとOSI参照モデル

まず全体像を把握しましょう。

OSI参照モデル TCP/IPモデル 主なプロトコル 役割
アプリケーション層(L7) アプリケーション層 HTTP, HTTPS, DNS, SMTP, SSH ユーザーに近い通信
プレゼンテーション層(L6) SSL/TLS, JPEG, UTF-8 データ形式の変換
セッション層(L5) NetBIOS, RPC 通信セッションの管理
トランスポート層(L4) トランスポート層 TCP, UDP 信頼性のある通信の確保
ネットワーク層(L3) インターネット層 IP, ICMP, ARP ルーティング(経路制御)
データリンク層(L2) ネットワークインターフェース層 Ethernet, Wi-Fi, PPP 隣接ノード間の通信
物理層(L1) 電気信号、光信号 物理的な接続

実務で最もよく扱うのはL2〜L4とL7。特にTCP/UDP(L4)、IP(L3)、Ethernet(L2)、HTTP/DNS(L7)は確実に理解しておきましょう。

押さえるべきプロトコル

IP(Internet Protocol)

ネットワーク層のプロトコル。IPアドレスを使って、パケットを宛先まで届けます。IPv4(32ビット)とIPv6(128ビット)があり、現在はIPv4が主流ですがIPv6への移行が進んでいます。

理解すべき概念:IPアドレス、サブネットマスク、CIDR表記、デフォルトゲートウェイ、ルーティングテーブル

TCP(Transmission Control Protocol)

トランスポート層のコネクション型プロトコル。3ウェイハンドシェイクで接続を確立し、データの順序性と信頼性を保証します。

理解すべき概念:3ウェイハンドシェイク(SYN→SYN/ACK→ACK)、ポート番号、シーケンス番号、ウィンドウサイズ、再送制御

UDP(User Datagram Protocol)

トランスポート層のコネクションレス型プロトコル。信頼性は保証しないが高速。DNS問い合わせ、動画ストリーミング、VoIPに使用。

DNS(Domain Name System)

ドメイン名をIPアドレスに変換するシステム。Webブラウジングの裏側で常にDNS問い合わせが行われています。

理解すべき概念:再帰問い合わせ、反復問い合わせ、Aレコード、CNAMEレコード、MXレコード、TTL

HTTP/HTTPS

Webの通信プロトコル。HTTPSはSSL/TLSで暗号化されたHTTP。2026年現在、すべてのWebサイトがHTTPS化されているのが標準。

勉強法

方法1:書籍で体系的に学ぶ

書籍 レベル おすすめ度
「マスタリングTCP/IP 入門編」 初級〜中級 ◎(定番中の定番)
「ネットワークはなぜつながるのか」 初級 ◎(仕組みの理解に最適)
「3分間ネットワーク基礎講座」 初級 ○(短時間で概要を掴む)

方法2:パケットキャプチャで実際の通信を見る

Wiresharkを使って実際のネットワーク通信をキャプチャし、TCP/IPの各層がどのように動いているかを目で確認。教科書の知識が「生きた知識」になります。

方法3:CCNAの学習と並行する

CCNAの学習範囲にTCP/IPの基礎がすべて含まれています。資格取得と知識習得を同時に進められるので効率的。

方法4:動画で学ぶ

Udemyや YouTube で「TCP/IP入門」「ネットワーク基礎」で検索すると、多くの講座が見つかります。視覚的に学べるので、書籍だけではピンとこない人におすすめ。

実務でよく使うネットワーク知識

  • サブネット設計:VPCのCIDR設計、サブネット分割
  • DNS管理:Route 53等でのDNSレコード管理
  • ファイアウォール設定:セキュリティグループ、NACL
  • ロードバランシング:ALB/NLBの設定
  • VPN接続:拠点間VPN、リモートアクセスVPN
  • 障害切り分け:ping、traceroute、nslookup、tcpdumpでの調査

まとめ

TCP/IPの基礎はインフラエンジニアとしてのすべての土台です。

  • 「マスタリングTCP/IP」で体系的に学ぶ
  • Wiresharkで実際の通信を見て理解を深める
  • CCNAの学習と並行して効率的に進める
  • 実践的なネットワーク設計の課題に取り組む

地味な分野ですが、ここを疎かにすると後で必ずつまずきます。焦らず着実に身につけましょう。

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