CCNAは2020年2月24に改定されて新CCNA(200-301)となりました。改定により試験範囲や配点に変更されているのでこれから勉強に臨む人は要注意です。
さて、今回は独学の味方となる参考書について。新CCNAに改定されて間もないため、対応している参考書がほとんど出版されていない状態です。
新CCNA対応の参考書とその評判や活用方法をまとめてご紹介します。
先に結論をまとめると...
日本語対応の新CCNA対応の参考書は次の2冊!
- 『CCNA 完全合格テキスト&問題集』
- 『Cisco試験対策 Cisco CCNA問題集 [200-301 CCNA]対応 』[2020年8月 追加]
出版されている新CCNA対応の参考書
現在出版されている新CCNA対応参考書はいくつかありますが、日本語の書籍に絞ると2冊だけ。昨今の世界情勢の影響を受けているのか、出版業界もあまりスピード感がないですね。
その書籍というのがこちら。
シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集[対応試験]200-30
2020年2月の新試験に対応したテキストで、効率よく基礎力をつけるテキストと問題集が1冊にまとまっています。「この1冊で合格できる!!」というコピーの通り、新CCNA対策をマルっとカバーした構成になっています。
旧CCNA対応の参考書の相場感と比べると、比較的値段も安く「1冊買えば良い」というのは結構なメリットだと思います。ちなみにKindle版と単行本の両方がありますが、物理的な重量問題と検索性からKindle版をおすすめします。
この本の特徴
- 現役のIT専門スクール講師が執筆
- 1冊だけで合格までを完全サポート
- 新CCNA(試験番号200-301)に完全対応
Cisco試験対策 Cisco CCNA問題集 [200-301 CCNA]対応 [2020年8月 追加]
少しおくれて発売されたのが受験生にはお馴染みの赤本。定番の書籍とあって内容には定評があり、スタンダードな形式で解説が充実しているタイプの問題集となります。これまでの実績があるので安心して採用できる参考書でしょう。
「CCNA 完全合格テキスト&問題集」の評判・レビュー
新CCNA試験の受験者の声をWEBサイトやTwitterでみてみると、おおむね好評な様です。このテキストを教材とした方からの合格報告も続々上がっているので安心してよいでしょう。
出典: Ping-t
楽天ブックスランキングでも「パソコン・システム開発」部門の上位にランクインしていたり今人気の参考書です。
未経験者は以下のCCNA入門書も先に一読しておくと理解がはかどるはずです。
他の参考書候補
日本語対応・新CCNA対応を前提としない場合には他にも候補はあります。
英語版 新CCNA対応の参考書
▼CCNA 200-301 Official Cert Guide
シスコ出版社のベストセラー Official Cert Guide シリーズは、試験の成功に向けた学習、準備、練習に役立ちます。
これらのシリーズは、評価、復習、練習を提供することを目的として作られており、認定試験のための完全な準備ができていることを確認するのに役立ちます。本書は、CCNA 200-301 Official Cert Guide Volume 2と合わせて、CCNA 200-301試験のすべての試験トピックをカバーしています。
英語対応の教材として人気が高い商品です。Volume 1, Volume 2が用意されています。
▼CCNA Certification Study Guide
CCNA Exam 200-301の全問題を100%カバーしています。コアネットワークの基礎に関する最新の情報を掲載し、シスコのネットワークとITインフラに関する知識が詳しく解説されています。
学習目標、各章の概要、試験の要点、図、表、イラストを織り交ぜて学習を効率的に進められます。
もちろん新CCNAに完全対応。試験対策だけではなく、Ciscoネットワークの概念や技術についてもっと学びたいIT専門家のためのテキストです。
旧CCNA対応の参考書
▼徹底攻略 Cisco CCENT/CCNA Routing & Switching
新試験への改著版が待たれますが、通称「黒本」といわれているCCNA対策の鉄板本です。多くの受験者が使用してきた実績には抜群の信頼感があります。
改定内容を別途WEBサイトなどで補えば、まだまだ試験対策に使える定番テキストですので活用していきましょう。
▼シスコ技術者認定教科書 CCENT/CCNA Routing and Switching
「白本」と呼ばれる独学受験生にはお馴染みの参考書。黒本と並んでCCNA対策本の筆頭にあげられる良書です。黒本も白本も分厚くて重いのでKindle版の購入をおすすめします。
『最短 かつ 無料』でインフラエンジニアになるには?
最短かつ無料でエンジニアになるには「無料プログラミングスクールで資格取得と就活をサポートしてもらう」という方法もあります。
無料プログラミングスクールではCCNAの資格が取得できるだけではなく、企業とのコネクションを生かしてしてスムーズに就職/転職につなげることができるのでメチャクチャ話が早いです。
資格取得と就活/転職の両面でショートカットできるので、手早く確実な結果を求める人には最適な選択です。
なぜ無料?
このようなスクールは提携企業からの協賛金や紹介報酬により運営が成り立っています。
人材確保が困難な昨今のIT業界ではスクールで学んだ将来のIT人材を引き込める事は大きなメリットであり有効な投資策なんですね。
スクール側はこの投資の受け口となり、入校した生徒に教育や企業を紹介する事で、3者の需要がマッチしたWIN-WINのシステムになっています。
おすすめのインフラエンジニア向け無料スクール
無料スクールの中でもインフラエンジニア向けのコースがあるところをまとめて紹介します。
1~3か月の短期集中スタイルですので、未経験から手っ取り早く就職/転職を決めたい人には間違いない選択の一つでしょう。
各スクールの特徴を一覧化しておすすめ順に紹介しています。
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